2026年8月21日放送の「ガイアの夜明け」(テレビ東京系・毎週金曜よる10時)のテーマは、「幸せを生む!パンとおにぎり〜成長より持続、食の新戦略〜」です。番組に登場する一人が、京都で1日100食限定の国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋(ひゃくしょくや)」を営む中村朱美さんです。
中村さんの「ガイアの夜明け」出演は、2019年6月25日放送「残業ゼロ!”幸せ食堂”物語」、2020年6月30日放送「”幸せ食堂”の365日〜コロナで気づいた理想と現実〜」に続いて今回が3度目。「売上を、減らそう」という逆転の発想で飲食業界の常識を覆してきた経営者が、コロナ禍を経てどのような進化を遂げたのか、注目が集まっています。
この記事では、そんな中村朱美さんの夫や子供といった家族構成をはじめ、出身高校・大学などの学歴、起業に至るまでの経歴、そして佰食屋の現在について、確認できた情報をもとにまとめました。
中村朱美のwikiプロフィールと経歴

基本情報(生年月日・出身地)
| 名前 | 中村朱美(なかむら あけみ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1984年7月31日 |
| 出身地 | 京都府亀岡市 |
| 職業 | 株式会社minitts 代表取締役/石井食品株式会社 社外取締役/京都女子大学 客員教授 |
| 事業 | 国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」経営 |
中村朱美さんは1984年7月31日、京都府亀岡市の生まれです。現在は株式会社minittsの代表取締役として佰食屋を経営するかたわら、石井食品の社外取締役(2023年7月就任)や京都女子大学の客員教授も務めています。
出身高校は京都府立亀岡高等学校
中村さんの出身高校は、京都府立亀岡高等学校です。地元・亀岡市にある公立高校で、同校を卒業後、京都教育大学へ進学しています。
京都教育大学で教員免許を取得
中村さんは京都教育大学教育学部を2007年3月に卒業しました。在学中に小学校・中学校・高等学校・幼稚園の教員免許に加え、図書館司書の資格も取得しています。これだけ幅広い免許を持ちながら、のちに飲食業で起業するというキャリアは、とてもユニークといえるでしょう。
大和学園で約5年半勤務、そして起業へ
大学卒業後は、京都にある学校法人大和学園に就職し、専門学校の職員として約5年半にわたって勤務しました。安定した職場で働きながらも、「いつか自分で何かを始めたい」という思いが少しずつ膨らんでいったようです。
そして2012年9月、株式会社minittsを設立。同年11月には国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」を京都市内にオープンしました。著書『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』(ライツ社)は、読者が選ぶビジネス書グランプリ2020のイノベーション部門で1位に輝いており、その経営哲学は幅広い層から共感を集めています。
夫・中村剛之さんとの出会いと佰食屋(ひゃくしょくや)の誕生
不動産営業マンだった夫が作ったステーキ丼がきっかけ
中村朱美さんの夫は、中村剛之(たかゆき)さんといいます。朱美さんより13歳年上で、出会ったのは朱美さんが25歳のときでした。
剛之さんはもともと不動産業界でトップ営業マンとして活躍していた方です。30代から仕事後に夜間の建築士学校へ4年間通い、2回目の受験で2級建築士の資格を取得しました。朱美さんは本人のnote記事で、「試験に合格するまで彼はプロポーズしてこないだろう」と感じたため、自分からプロポーズしたことを明かしています。
佰食屋の誕生には、剛之さんの存在が欠かせません。もともと飲食店を開く夢を語っていた剛之さんが自宅で作ったステーキ丼がとても美味しく、「このステーキ丼をお店で出したい」と思ったことが開業のきっかけだったそうです。
「家族の時間を大切にしたい」から100食限定で開始
佰食屋の最大の特徴は、1日100食限定・ランチ営業のみ・完売次第閉店という仕組みです。売り切れば仕事が終わるため、スタッフは残業ゼロで帰宅できます。この営業スタイルの根底にあるのは、「家族との時間を大切にしたい」という朱美さん自身の思いです。
飲食業界では長時間労働が当たり前とされてきた中で、あえて売上の上限を決めるという逆転の発想は大きな反響を呼びました。給与面についても、売上の拡大よりもスタッフ一人ひとりが無理なく働ける環境づくりを重視し、社内での給与格差を小さくする方針をとっているといいます。スタッフが少ない日には80食に縮小するなど、柔軟な対応も特徴的です。
子供は年子で2人!子育てと経営の両立
中村朱美さんには、年子のお子さんが2人(男女)います。本人のnote記事によると、会社を設立してから妊娠が分かり、産休・育休を経て仕事に復帰したとのことです。お子さんの名前や通っている学校などの詳細は公表されていません。
現在、家庭では夫の剛之さんが専業主夫として子育てや家事の中心を担っています。朱美さん自身が「専業主夫になってくれませんか」と剛之さんにお願いし、剛之さんは快諾したそうです。剛之さんは週に1回程度、お店で接客をすることもあるようですが、基本的には育児・食事の支度・送迎などをすべて引き受けているとのこと。一方の朱美さんは洗濯や掃除、子供の勉強を教える役割を担当しており、「得意な家事を得意な方がする」という役割分担で家庭を回しているそうです。
「いまは私が仕事の番で、夫が専業主夫の番」と表現する朱美さんの言葉からは、夫婦で柔軟に役割を入れ替えられる関係性がうかがえます。この家族のあり方が、佰食屋の「家族の時間を大切にする」経営哲学の原点になっているのかもしれませんね。
佰食屋の現在は?コロナ禍での決断とその後
コロナ禍で4店舗から1店舗へ、段階的に縮小
佰食屋は最盛期にはステーキ丼の本店に加え、「佰食屋すき焼き専科」「佰食屋肉寿司専科」「佰食屋1/2(にぶんのいち)」の計4店舗を展開していました。しかし、2020年4月にコロナ禍の影響ですき焼き専科と肉寿司専科の2店舗を閉店。さらに2021年12月には、フランチャイズ展開の実験店舗だった佰食屋1/2も、計画の見直しと従業員の卒業が重なったことを理由に閉店しています。
こうした経緯から「佰食屋は閉店した」と誤解されることもあるようですが、本店は閉店していません。2026年8月現在も、京都市右京区西院矢掛町21で営業を続けています(定休日:火曜・水曜、営業時間:11:00〜13:30、WEB予約可、電話:075-322-8500)。
縮小しても翌月に黒字回復できた理由
2020年に2店舗を閉じた際、朱美さんは翌月に黒字を回復させたと語っています。もともと100食限定という小さな規模で収益が出る構造をつくっていたからこそ、店舗を減らしても大きなダメージを受けずに済んだわけです。
さらに、佰食屋1/2については、出店時の投資額約350万円を2年4か月ですべて回収できたことも、閉店を前向きに判断できた要因だったと本人が明かしています。「売上を減らしても黒字化できるか」という実験は成功し、その経験が次のステップにつながっているようです。
石井食品と開発した「イシイの佰にぎり」とは?
常温100日保存・たんぱく質10g以上のおにぎり(2022年発売)
佰食屋の次なる展開として注目されたのが、石井食品株式会社との共同開発商品「イシイの佰にぎり」です。2021年から開発がスタートし、2022年7月に初回発売されました。2026年の新商品ではなく、すでに販売実績のある商品です。
この佰にぎりの特徴は、常温で製造日から100日間保存が可能であること、そして1個あたりたんぱく質10g以上を含んでいることです。石井食品の「無添加調理」の技術を活かしつつ、ステーキ丼味・炒飯味・カレー味などのバリエーションが展開されています。日常の軽食としてはもちろん、防災備蓄食としても活用でき、minittsが推進する「防災筋力」プロジェクトの理念が反映された商品といえるでしょう。
おにぎりが常温で製造日より100日保存可能、1個でたんぱく質10g以上。新商品『イシイの佰にぎり』を佰食屋×石井食… https://t.co/Rs6h5XbLYE pic.twitter.com/tRCFSl7ZRy
— PR TIMESニュース (@PRTIMES_NEWS) July 8, 2022
2023年から石井食品の社外取締役に就任
こうした共同開発の縁もあり、中村朱美さんは2023年7月に石井食品株式会社の社外取締役に就任しています。飲食店経営の現場から食品メーカーの経営にも携わるという、新たなキャリアの広がりを見せています。
放送を前にSNSでも期待の声
2026年8月21日の放送当日、「ガイアの夜明け」公式Xアカウント(@gaia_no_yoake)からは番組告知の投稿が行われ、「京都で100食限定のステーキ丼店を営み、残業ゼロの”幸せな働き方”を追求してきた女性経営者」として中村さんが紹介されました。
この投稿を引用して、視聴者からは「佰食屋さん、すごく応援しているので、大変楽しみです」といった期待の声も寄せられています。3度目の出演となる今回、コロナ禍を乗り越えた佰食屋のその後がどのように描かれるのか、放送後にはさらに多くの反響が見込まれます。
まとめ:家族を大切にする経営者・中村朱美の歩み
最後に、中村朱美さんについて分かったことを整理しておきます。
中村朱美さんは1984年7月31日生まれ、京都府亀岡市出身の経営者です。京都府立亀岡高等学校から京都教育大学へ進学し、教員免許を取得したのち、学校法人大和学園に約5年半勤務。2012年に株式会社minittsを設立し、夫・剛之さんとともに佰食屋を創業しました。
夫の剛之さんは不動産営業出身で、のちに2級建築士の資格を取得した方です。現在は専業主夫として家庭を支えており、子供は年子で2人(男女)。「家族との時間を大切にしたい」という朱美さんの思いが、1日100食限定・残業ゼロという佰食屋の経営スタイルの原点になっています。
佰食屋はコロナ禍で4店舗から段階的に縮小し、現在は京都・西院の本店1店舗で営業を続けています。また、石井食品と共同開発した「イシイの佰にぎり」(2022年発売)や、同社の社外取締役就任、京都女子大学客員教授など、活動の幅はさらに広がっています。2026年8月21日放送の「ガイアの夜明け」では、その最新の挑戦が描かれる予定です。


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