2026年10月25日放送のドラマ『VIVANT』第22話。その予告映像に登場した、たくさんの本が注目されています。
本の表紙には『ノアの羅針盤』『ノア最後の航海記』など、ノアの方舟に関連するようなタイトルが並んでいました。
これらは実際に出版されている本なのでしょうか。それともドラマのために用意された架空の本なのでしょうか。
気になって調べてみたところ、『ノアの羅針盤』というタイトルの小説が実在することが分かりました。
一方で、ほかの本については、同じタイトルの出版情報を確認できないものもありました。
今回は、予告に登場した本の実在性を調査するとともに、乃木とベキ、そしてリュウ・ミンシュエンとの関係についても考察していきます。
※この記事には第21話までの内容が含まれています。
VIVANT第22話予告にノアの方舟の本が登場!
2026年10月18日に公開された第22話の予告映像では、終盤に複数の本が積み重ねられた場面が登場しました。
そのそばには、主人公の乃木憂助(堺雅人さん)の姿も映っています。
報道で紹介された本のタイトルには、次のようなものがあります。
- ノアの方舟 世界の洪水伝説
- ノアの羅針盤
- ノア最後の航海記
- 創世記の余白
- 方舟に乗れなかった者たち
- 島根の洪水伝説
- 日本書紀
ノアの方舟に関連する本だけでなく、日本の神話や伝説を扱うようなタイトルも含まれています。
これだけ多くの本が登場すると、物語の重要な手がかりが隠されているのではないかと気になりますね。
では、これらの本は実際に出版されているのでしょうか。
ノアの羅針盤は実在する!出版社の公式情報を確認
調査したところ、『ノアの羅針盤』というタイトルの小説が実際に出版されていることを確認できました。
出版社は河出書房新社です。
書籍情報は次のとおりです。
- 書名:ノアの羅針盤
- 著者:アン・タイラー
- 翻訳:中野恵津子
- 出版社:河出書房新社
- 発売日:2011年8月17日
- ページ数:336ページ
- ISBN:978-4-309-20570-0
これらは、河出書房新社の公式サイトに掲載されている情報です。
ノアの羅針盤はどんな小説?
『ノアの羅針盤』は、アメリカの作家アン・タイラーによる小説です。
主人公は、ある夜、何者かに襲われた元教師。
家族や新たな恋人との関係に向き合いながら、自分の人生を見つめ直していく姿が描かれています。
出版社は、この作品を家族の再生を描いた物語として紹介しています。
ここで気になるのが、家族というテーマです。
『VIVANT』でも、乃木と父親のベキ、血のつながらない弟のノコルなど、家族のつながりが重要なテーマとして描かれています。
さらに気になるのが、堺雅人さんが乃木やFに加えて演じている、リュウ・ミンシュエンの存在です。
リュウは乃木と瓜二つの人物ですが、2人の間に血縁関係があるのかは明らかになっていません。
もし今回の予告に登場した『ノアの羅針盤』が、実在小説の内容を意識したものであれば、家族や人とのつながりが物語のヒントになっている可能性も考えられます。
ただし、ドラマに登場した本と実在小説が同じ出版物なのか、制作側がこの小説を参考にしたのかについては確認できていません。
現時点では、同じタイトルの小説が実在するという事実と、そこから考えられる一つの考察です。
リュウ・ミンシュエンがなぜ乃木と瓜二つなのか、また野崎との関係については、こちらの記事で詳しくまとめています。
関連記事:VIVANTリュウミンシュエンはなぜ野雅人?乃木に似てる伏線や野崎との関係を調査
また、乃木の別人格Fとリュウの関係や、双子説についてはこちらの記事で考察しています。

ノア最後の航海記などは実在する?ほかの本も調査!
第22話の予告には、『ノアの羅針盤』以外にも、気になるタイトルの本が登場しています。
そこで、ほかの本についても実際に出版されているのか調べてみました。
今回調査した範囲では、次のタイトルと完全に一致する書籍の出版情報は確認できませんでした。
- 『ノア最後の航海記』
- 『ノアの方舟 世界の洪水伝説』
- 『創世記の余白』
- 『方舟に乗れなかった者たち』
- 『島根の洪水伝説』
一方、『日本書紀』は、日本の古代史や神話を記した実在の書物です。
また、ノアの方舟そのものも旧約聖書に登場する物語であり、関連書籍は数多く出版されています。
つまり、予告に登場した本の中には、実在する書物と、実在が確認できていないタイトルが混在していることになります。
出版情報が見つからなかった本については、ドラマの撮影用に作られた架空の書籍である可能性も考えられます。
ただし、制作側から正式な説明が出ているわけではなく、架空の本と断定することはできません。
もしドラマのために用意されたタイトルだとすれば、それぞれの名前にも、物語の展開につながるヒントが込められているのかもしれませんね。
VIVANTのノアの方舟とは?第11話後半にも登場していた!
そもそも、ノアの方舟とは何なのでしょうか。
ノアの方舟は、旧約聖書の「創世記」に記された物語です。
神が大洪水を起こすことを決め、ノアは神の指示によって大きな方舟を造ります。
そして家族や動物たちを方舟に乗せ、大洪水を生き延びたとされています。
実は、このノアの方舟の伝説は『VIVANT』第11話の後半でも話題に上っていました。
別班員の行方を探していた乃木は、アール山(アララト山)を中心とする地域に着目します。
アララト山は、ノアの方舟が漂着したと伝えられている山です。
その際、乃木は大学時代からノアの方舟の伝説に興味を持っていたことを明かします。
するとノコル(二宮和也さん)は、父親のベキも同じ伝説に興味を持っていたことを示唆しました。
つまり、乃木とベキには、ノアの方舟への関心という共通点があったのです。
第11話後半で登場したノアの方舟が、第22話の予告で再び注目されたことになります。
単なる偶然なのか、それとも物語の重要な伏線なのか。
予告に映った本の持ち主や、なぜその場所に置かれていたのかも気になるところです。
ノアの方舟の本はベキ生存を示す伏線?
第22話の予告に登場した本と、ベキの関係も気になります。
ベキは第1シーズンの最終回で乃木に撃たれ、死亡したとされている人物です。
しかし、第2シーズンでもベキの存在は物語に大きな影響を与えています。
今回の予告で、乃木とベキが共通して関心を持っていたノアの方舟が再び登場したことから、ベキの生存を連想する人もいるかもしれません。
ただし、書籍が登場したことだけで、ベキが生きていると判断することはできません。
むしろ、注目したいのはノアの方舟に込められた「命を守る」「救う」という意味です。
ベキが率いていたテントも、孤児たちの保護や救済と深い関わりを持っていました。
ノアが大洪水から命を守った物語と、ベキの歩んできた人生がどこかで重なる可能性もあります。
さらに、予告には『方舟に乗れなかった者たち』というタイトルの本も登場しています。
この言葉からは、救われた人々だけでなく、救われなかった人々の存在も連想されます。
こうした対比が『VIVANT』の今後の展開とどのようにつながるのか、気になるところです。
もちろん、これらは現時点での考察であり、制作側が意図した意味と確認されたわけではありません。
まとめ
今回は、『VIVANT』第22話の予告に登場したノアの方舟関連の本について、実在するのかを調査しました。
調査の結果、『ノアの羅針盤』というタイトルの小説が、2011年に河出書房新社から出版されていることが分かりました。
一方で、予告に登場した同名の本が、この実在小説と同じものなのかは確認できていません。
また、『ノア最後の航海記』など、今回の調査では出版情報が確認できなかったタイトルもあります。
乃木とベキが共通して関心を持っていたノアの方舟。
さらに、家族や人とのつながりというテーマを考えると、リュウ・ミンシュエンの存在も気になります。
予告に映った大量の本が、今後の物語とどのようにつながっていくのか。
10月25日放送の第22話で、どこまで明らかになるのか注目です。

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