2026年8月30日放送の『情熱大陸』に、ホラー作家の背筋(せすじ)さんが出演しました。
『近畿地方のある場所について』で知られる背筋さんの素顔や、作品が生まれるまでの様子が紹介された今回の放送。
しかし、わたくしが一番ゾクッとしたのは最後でした。
高尾山でのロケ中、背筋さんが林の奥に「人」のような存在を目撃。
さらに後日、番組ディレクターに届いた背筋さんからの一通の手紙をきっかけに、まるでホラー作品そのもののような展開になっていきます。
「あの人は誰だったの?」
「幽霊だったの?」
「最後の手紙はどういう意味?」
「『作 背筋』ってことは演出だったの?」
そんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
この記事では、『情熱大陸』で放送された高尾山の謎の人物や手紙、意味深なエンディングについて整理します。
あわせて、背筋さんの本名や前職、名前の由来、大学時代についても紹介します。
ご視聴ありがとうございました
— 情熱大陸 (@jounetsu) August 30, 2026
/ #ホラー作家/#背筋
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きっと背筋がゾッとする…
100万部超えホラー作家が生み出す“恐怖”
放送をご覧になった方も見逃した方も
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情熱大陸・背筋の最後が怖い!何があった?
『情熱大陸』の終盤で突然始まったのが、高尾山ロケで起きた「ある出来事」の話でした。
きっかけは、8月20日に番組ディレクターの深田さん宛てに届いた、背筋さんからの一通の手紙です。
撮影を終えたことへの感謝を伝えたうえで、背筋さんは「少し変な感じで終わってしまったのが心残り」として、ある日の出来事について尋ねます。
それが、高尾山でのロケでした。
高尾山の林の奥に「謎の人」がいた
高尾山を歩いていた背筋さんには、林の奥に人がいるように見えていました。
背筋さんが手紙の中で説明したのは、遠くの木の幹から顔だけを出し、ずっとこちらを見ていた人物。
しかも、首の角度が不自然で、なぜか笑っているようにも見えたといいます。
その場にいた深田ディレクターは、人物がいたと思われる場所の方へ確認に向かいました。
ところが、戻ってきた深田ディレクターは「とても変な顔」をしていたと背筋さんは振り返っています。
その後、背筋さんと深田ディレクターは、この出来事について詳しく話さないまま撮影を続けました。
背筋さんは手紙の中で、その状態を「暗黙の了解」と表現しています。
これだけでも十分怖いのですが、本当にゾクッとするのはここからでした。
背筋は撮影された映像も確認していた
背筋さんは後日、撮影された映像も確認していました。
背筋さんの記憶では、カメラマンは謎の人物がいた方向へ機材を向けていたため、その人物は画角に収まっていたのではないかと考えていたようです。
ホラー作家がロケ中に幽霊らしきものを見る。
もしそんな映像が実際に撮れていたとしたら、テレビ番組としてはかなり気になる場面ですよね。
ところが、その件について深田ディレクターから特に説明はなかったといいます。
そのため背筋さんは手紙で、あの人物は「偶然そこにいた人」だと思っていいのかと問いかけます。
そして最後には、あの映像を放送で使うつもりなのか、さらに「あの笑顔」が映っているのかを尋ねました。
ところが――。
番組は、その答えを明かしませんでした。
高尾山の謎の人は幽霊だった?正体は不明
では、背筋さんが高尾山で見た「謎の人」は幽霊だったのでしょうか。
結論からいうと、番組ではその正体は明らかにされていません。
実際にその場にいた人だったのか。
何らかの見間違いだったのか。
それとも、背筋さんの作風を生かしたモキュメンタリー的な仕掛けが含まれていたのか。
現時点では、どれか一つに断定できる材料はありません。
そのため、「背筋さんが高尾山で幽霊を目撃した」「カメラに幽霊が映った」と事実のように断定するのは避けたいところです。
番組で確認できたのは、背筋さんには林の奥に人物がいるように見え、その正体が分からないまま番組が終わったということ。
わたくしも見ながら「結局、あの人は何だったの?」と気になってしまいました。
そして、答えが分からないからこそ余計に怖い。
実はこれ、今回の放送で背筋さん自身が語っていた「ホラーの面白さ」ともつながっているように感じます。
最後の手紙の意味は?「作 背筋」で終了
背筋さんは番組の中で、ホラーの面白さについて「分からないから面白い」という趣旨の話をしていました。
謎があるからこそ、そこに想像が生まれる。
死んだ後にただ灰になると言われるより、天国や地獄があると言われた方が救いになる。
さらに、お化けを見るということは、自分も死後にお化けになれる可能性があるという、背筋さんならではのホラー観も語っていました。
高尾山の「謎の人」も、まさに答えが分からない存在です。
番組側が「あれは○○でした」と説明してしまえば、そこで謎は終わります。
しかし、最後まで正体を明かしませんでした。
そして背筋さんからの手紙で、あの映像を放送で使うのか、あの笑顔は映っているのかと問いかけた後、画面には、
「作 背筋」
という文字が表示されました。
普通の密着ドキュメンタリーを見ていたはずなのに、いつの間にか背筋さんのホラー作品の中に入り込んだようなエンディングです。
実際の出来事をそのまま紹介したのか。
それとも、背筋さんと番組側による何らかの仕掛けが含まれていたのか。
その答えさえ示されません。
個人的には、この「分からないまま終わる」ところまで含めて、背筋さんらしいエンディングだったように感じました。
番組の最後には、
「ホラーの地平を軽やかに押し広げる 背筋」
「その武器は 人を観察する力だ」
という言葉も流れました。
背筋さんという作家を紹介するドキュメンタリーでありながら、最後は視聴者自身が「分からない怖さ」を体験する。
そんな不思議な30分間でした。
背筋は日常の「なぜ?」からホラーを生み出す
今回の放送を最初から振り返ってみると、高尾山のエンディングにつながるような場面がいくつもありました。
背筋さんは多忙な仕事の合間を縫って、趣味の山歩きへ。
お気に入りの場所のひとつだという高尾山を歩いていると、普通なら見過ごしてしまいそうなものに次々と目を留めます。
たとえば、少し不思議な方向を向いているベンチ。
背筋さんは「どこを見せようとしているベンチなの?」と、その向きを気にしていました。
さらに、山中に残されていたメガネにも注目。
単なる落とし物かもしれません。
しかし、「なぜこんなところにメガネがあるのか」と考えてみる。
もし誰かが罠として置いたものだったら――。
そう想像した瞬間、何でもないメガネが少し怖いものに見えてきます。
背筋さんは、あえて怖いものを探しているわけではないと語っています。
日常の中にある小さな違和感に「なぜ?」と疑問を持ち、そこから想像を膨らませていく。
そこに、背筋さんのホラー作品を生み出すヒントがあるようです。
そして同じ高尾山で最後に現れたのが、「なぜあそこにいたの?」と考えずにはいられない謎の人物でした。
そう考えると、番組全体が一本のホラー作品のようにも見えてきます。
タクシー運転手への取材でリアルな怖さを集める
番組では、背筋さんが短編小説を執筆する様子にも密着していました。
取りかかっていたのは、タクシーと女性客をめぐる怖い話。
背筋さんは実際にタクシーに乗り、運転手に怖い乗客を乗せた経験があるか尋ねていました。
運転手から出てきたのは、お化けの話ではありません。
長距離を乗車して料金が20万円近くになった末、最後に乗客から「お金がありません」と言われたという驚きの体験でした。
背筋さんも「それは最悪ですね」と反応。
番組では「ストーリーを支えるのはリアルなディテール」と紹介されていました。
幽霊や怪奇現象だけではなく、実際に生きている人の言動や体験談も作品の入口になる。
番組公式サイトでも背筋さんは、
「ホラーの主役はお化けではなく、人だと思っている」
と語っています。
高尾山で周囲の小さな違和感に気づいたことも、タクシー運転手から実体験を聞いたことも、「人を見る」という背筋さんの創作スタイルにつながっているのかもしれません。
背筋の執筆風景も公開!短編は何度も読み返して修正
出版社での打ち合わせ後には、担当者が用意した別室で執筆する場面もありました。
いわゆる「缶詰め」です。
番組では、背筋さんが実際にパソコンへ文章を打ち込んでいく姿まで紹介されました。
書き始めると筆は速いという背筋さん。
一方、完成が近づいてからも、自分で何度も文章を読み返しながら修正を重ねていました。
日常で見つけた違和感や、人から聞いたリアルな体験を拾い、それを物語として組み立てていく。
人気ホラー作家の作品が生まれるまでの一端を見ることができた貴重な場面でした。
背筋は何者?本名・前職・大学や名前の由来
ここからは、背筋さん自身のプロフィールについても見ていきましょう。
背筋さんは1989年、大阪府生まれのホラー作家です。
同志社大学を卒業しています。
2023年、小説投稿サイト「カクヨム」で発表した『近畿地方のある場所について』が大きな注目を集め、同年8月に書籍化されました。
KADOKAWAによると、同作は2026年4月時点でシリーズ累計100万部(電子書籍・翻訳版を含む)を突破しています。
その後も『穢れた聖地巡礼について』『口に関するアンケート』『目が』などを発表。
小説だけでなく、ゲームのシナリオや漫画原作、ホラー展示などにも活動の幅を広げています。
背筋の本名は?
背筋さんの本名は公表されていません。
顔を出して活動している一方で、本名をはじめ、プライベートについて明かしていないことも多い作家です。
現在確認できる公式プロフィールや本人インタビューでも、本名は確認できませんでした。
そのため、ネット上の推測だけで本名を特定するのは避けた方がよいでしょう。
「背筋」という名前の由来
インパクトのある「背筋」というペンネームですが、その由来は意外なところにありました。
背筋さんはオモコロのインタビューで、小説投稿サイト「カクヨム」に作品を投稿する際、作者名を決める必要があったと説明しています。
その直前に整体で「背筋が曲がっている」と言われたことから、そのまま「背筋」という名前にしたそうです。
ホラー作家だけに「背筋が凍る」から付けた名前なのかと思ってしまいますが、実際にはホラーを意識して考え抜いたペンネームではなかったのですね。
背筋の前職は何?
背筋さんは、作家になる以前から社会人として働いていました。
本人インタビューでは前職について触れているものの、勤務していた会社名など詳しい情報は公表されていません。
今回の『情熱大陸』でも、具体的な勤務先などについて詳しい紹介はありませんでした。
そのため、現時点では「○○会社に勤めていた」などと断定できる情報は確認できません。
同志社大学時代の卒論も「恐怖」がテーマ
背筋さんは同志社大学出身です。
同志社大学の広報誌『ONE PURPOSE』でも、卒業生として背筋さんへのインタビューが掲載されています。
今回の『情熱大陸』では、大学時代の卒業論文のタイトルも紹介されました。
『恐怖感情を他者に伝える際の身体表現』
というものです。
現在の作風を知ってからこのタイトルを見ると、学生時代から「恐怖」に強い関心を持っていたことが分かります。
番組では、子どもの頃からホラーが好きで、水木しげるさんの作品にも親しんでいたことが紹介されました。
作家になることを最初から目指していたわけではありませんが、「恐怖」への興味はずっと続いていたようです。
背筋の猫・ソラと犬・ポポも登場
怖い作品を次々と生み出している背筋さんですが、『情熱大陸』では日常の穏やかな姿も紹介されました。
一緒に暮らしているのは、愛猫のソラと愛犬のポポ。
番組公式プロフィールでも、ソラとポポとの時間を何よりも大切にしていると紹介されています。
番組ではポポと一緒に外出する様子も映され、作品を書いている時とはまた違った背筋さんの素顔を見ることができました。
まとめ
2026年8月30日放送の『情熱大陸』では、ホラー作家・背筋さんの創作の裏側や素顔が紹介されました。
なかでも衝撃的だったのが、高尾山ロケで背筋さんが目撃した「謎の人」と、後日ディレクターへ送った手紙です。
林の奥からこちらを見ていたという人物は誰だったのか。
本当にカメラに映っていたのか。
幽霊だったのか、それとも何らかの仕掛けがあったのか。
番組は最後まで答えを明かしませんでした。
そして、あの映像や笑顔について問いかける手紙の後に表示された「作 背筋」の文字。
わたくしは、ここで完全にゾクッとしました。
ただ怖いものを見せるのではなく、「なぜ?」「あれは何だったの?」と見る側に考えさせる。
高尾山で見つけたメガネから最後の謎の人物まで、今回の『情熱大陸』そのものが、背筋さんのホラー観を体験できる作品になっていたように感じます。
あの人物の正体について、今後背筋さんや番組側から何らかの説明があるのかも気になるところです。


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