「タイのオーディションで決定」VIVANTチョッキー役・OHMはなぜ選ばれた?

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2026年8月2日、TBS日曜劇場「VIVANT」第12話。黄色いシャツに白パンツという派手な出で立ちで、鼻歌まじりに登場した新キャラクター・チョッキー。そのインパクトに、SNSは一瞬で沸きました。

「クセが強すぎる!」「イメージと違いすぎ!」

じつはこの役、タイでオーディションを実施し、現地の人気俳優を選んだのです。放送後に演出の宮崎陽平氏が自身のXで「タイのオーディションで決定」と明かし、視聴者を驚かせました。日本の地上波ドラマで、海外オーディションによってキャスティングされる──それだけでも異例の出来事です。

では、なぜタイだったのか。そして、なぜOHM(オーム)さんだったのか。その理由を、ひとつずつ紐解いていきましょう。

OHM(オーム)ってどんな人?基本プロフィール

年齢や生年月日は?

OHMさんは1997年9月26日生まれの28歳(2026年8月現在)。本名はタナパック・ジョンジャイパー(Tanapak Jongjaiphar)さんです。

タイでは本名より愛称で呼び合う文化があり、「OHM(オーム)」は幼い頃から親しまれている通称。ちなみにタイ芸能界には「Ohm」表記の俳優が他にもいるため、検索するときは「Tanapak」まで入れると確実です。

出身はタイで、名門タマサート大学を卒業しています。タマサート大学は政治家や官僚を数多く輩出するタイ屈指の難関校。芸能活動と学業をしっかり両立させてきた姿勢には、わたくしも素直に頭が下がります。「こつこつ継続する」ことの大切さを、OHMさん自身が体現しているように感じますね。

タイでの俳優キャリアと代表作

OHMさんの俳優としての第一歩は、2016年放送の「Senior Secret Love: My Lil Boy」シリーズ。当時まだ10代ながら、すでに画面越しに伝わる存在感を放っていました。

そこから2019年には「Wolf」「My Dear Warrior」と着実に出演作を重ね、転機となったのが2022年のBLドラマ「I Will Knock You」です。主人公の親友「ティウ」役をコミカルかつ印象的に演じ、タイ国内で大ヒット。日本のBLファンからも注目を集め、今回のVIVANT出演へとつながる大きなステップとなりました。

「タイのオーディション」はなぜ行われたのか?

そもそもなぜ、日本のドラマがタイでオーディションを行ったのでしょうか。

鍵を握るのは、チョッキーという役の設定です。彼はタイの実業家であり、各国のブローカーと機密情報を売買するキーパーソン。物語の舞台がキプロスや日本を越えて広がる中で、「タイ人キャラクターとしてのリアリティ」が求められたのでしょう。

つまり、日本人俳優がタイ語を話すのではなく、タイ人俳優がタイ語で演じる──その方が説得力が段違いだからです。実際、第12話でのチョッキーのセリフは完全なタイ語。この本物感こそが、現地オーディションに踏み切った最大の理由と言えそうです。

OHMが選ばれた理由を3つの視点で考察

演技力──BLドラマで磨いた振り幅の広さ

チョッキーは放送前、「爽やかな実業家」というビジュアルだけが公開されていました。ところが実際は、鼻歌を歌いながら登場し新庄(竜星涼さん)に抱きつく強烈なオネエキャラ。このギャップを成立させるには、相当な演技力が必要です。

OHMさんが「I Will Knock You」で演じたティウ役は、主人公を明るく支える親友役。コミカルな演技に定評があり、視聴者の感情を自在に動かす表現力をすでに証明していました。シリアスな実業家の顔と、愛嬌たっぷりのオネエの顔。その振り幅を演じ分けられる俳優として、OHMさんはうってつけだったのです。

タイ語ネイティブ──完全タイ語演技の必然性

先ほども触れましたが、チョッキーのセリフはすべてタイ語。字幕付きで放送されるスタイルは、日本のドラマとしてはかなり珍しい試みです。

ここでネイティブのタイ語話者をキャスティングしなければ、せっかくの国際色豊かな世界観が台無しになってしまいます。OHMさんは当然ながらネイティブ。しかも、「I Will Knock You」が日本のファンにも受け入れられた実績があるため、日本の視聴者との相性も折り紙付きだったわけです。

人柄──演出家も惚れ込んだ撮影現場での姿

演技力や語学力と同じくらい、いやそれ以上に重視されるのが「人柄」ではないでしょうか。特に海外からのキャストを受け入れる現場では、コミュニケーションの柔軟さが欠かせません。

OHMさんは撮影現場にタイのお菓子を大量に差し入れしていたことが、演出家のSNSで紹介されています。「お米のお菓子」だったそうで、日本のスタッフにも大好評だったとか。わたくしは長年、多くの方と関わる仕事をしてきましたが、言葉が通じなくても「相手を思いやる気持ち」は必ず伝わるものです。OHMさんのその姿勢が、現場の信頼を一気に勝ち取ったのでしょうね。

宮崎演出家が語った「OHMのここがすごい」

宮崎陽平氏はXで、OHMさんについてこんなコメントを残しています(2026年7月26日投稿、モデルプレス報道)。

「チョッキー役のOHMさん、勘がすごく良くてたまに日本語で言っててもニュアンスで伝わります」

言葉の壁を超えて、空気を読む力や直感的な理解力が際立っていたようです。これって、実はすごいことです。演技の指示は細かいニュアンスの連続。それを「なんとなく」ではなく、しっかり汲み取って表現できる──それこそが、OHMさんがタイの才能ある俳優たちの中から選ばれた決め手だったのかもしれません。

世間の反応やSNSの声

第12話放送直後、Xでは「チョッキー」がトレンド入り。大手メディアが報じた視聴者の声を見てみると、

「まさかの強烈キャラ」「イメージと違いすぎてビックリ」「キャラ濃すぎる」「圧倒的存在感を放ってた」「一瞬で好きになった」

と、驚きと好意的な反応が入り混じっていました。「ドラムに続く新たなマスコットキャラクター」と期待する声もあり、今後の登場を待ち望むファンが続出しています。

また、OHMさんの人柄にふれた投稿には「すでに大ファン」「タイのお菓子食べてみたい」といった温かいコメントも。初登場1話にして、これほどの爪痕を残せる俳優はそういません。

まとめ:タイの才能が日本のドラマに新風を吹き込んだ

OHMさんがVIVANTのチョッキー役に選ばれた理由を整理すると、

タイでオーディションを実施し、現地の人気俳優を選出 
・BLドラマで培ったコミカルな演技力と振り幅の広さ
・タイ語ネイティブならではの完全タイ語演技の説得力
・現場での気配りや直感的な理解力といった人柄の良さ

この4つの要素が重なり、「この役はOHMしかいない」と制作陣を唸らせたのでしょう。

地上波の日曜劇場で、海外オーディション組の俳優がタイ語で演技をする。これって、日本のドラマの「当たり前」を変える、小さな革命のような出来事だと思います。チョッキーがこれからどんな役割を果たしていくのか、目が離せませんね。

OHMさんの新しい情報が入ったら、また追記していきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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