2026年10月15日、嵐の櫻井翔さんが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の日本における公式支援窓口「国連UNHCR協会」の国連難民報道ディレクターに就任したことが発表されました。
ニュースを見て、「国連難民報道ディレクターって何?」「なぜ櫻井翔さんが就任したの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
櫻井さんは約20年間、報道番組のキャスターとして活動してきました。今回、その経験を生かし、世界各地の難民支援の現場を取材して、現地の声を日本に届ける活動を始めます。
この記事では、櫻井翔さんが国連難民報道ディレクターに就任した理由や、具体的な仕事内容、すでに行われたヨルダンでの取材について調べました。
櫻井翔、国連UNHCR協会 国連難民報道ディレクターに就任
— オリコンニュース (@oricon) October 15, 2026⠀ 報道に携わってきた経験を生かし、世界各地で現地視察へ。難民・国内避難民の人々や支援に携わる人々と直接向き合い、現場で抱える困難や支援の現状を丁寧に取材。一人でも多くの人々に現場の声を届けていく。 https://t.co/x7jfT93xjM https://www.oricon.co.jp/news/2486674/full/?utm_source=Twitter&utm_medium=social&ref_cd=jstw003
櫻井翔はなぜ国連難民報道ディレクターに就任した?
櫻井翔さんが国連難民報道ディレクターとして活動することになった背景には、国連UNHCR協会との出会いがありました。
国連UNHCR協会の公式発表によると、櫻井さんは2025年に同協会と縁ができたそうです。
そこから「自分に何ができるのか」を考え、協会の関係者と対話を重ねてきました。
その結果、たどり着いたのが、現地を自ら訪れ、取材し、その様子を伝える「報道ディレクター」という活動でした。
櫻井さんは、自分にできる支援を考え、協会と話し合うなかで今回の活動の形にたどり着いたことが分かります。
また、櫻井さんは「伝えること」「知ってもらうこと」も支援の一つの形であると考え、3年間取り組んでいくとしています。
長年、報道に携わってきた櫻井さんにとって、現地の声を届けることが、自分の経験を生かせる支援の形だったのかもしれませんね。
そもそも国連難民報道ディレクターとは?
「国連難民報道ディレクター」という肩書を聞いても、具体的に何をする人なのか、すぐには分からないかもしれません。
今回、櫻井翔さんが就任した国連難民報道ディレクターは、国連UNHCR協会のプロジェクトで、世界各地の難民支援の現場を取材し、その実情を日本に伝える役割です。
国連UNHCR協会は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の日本における公式支援窓口です。
UNHCRは、紛争や迫害などによって故郷を追われた難民や国内避難民などを保護・支援する国連機関です。
今回の櫻井さんの活動は、難民支援の現場を自ら訪れ、そこで暮らす人々や支援に携わる人々の声を届けることを目的としています。
具体的には、次のような活動を行います。
- 世界各地のUNHCRの活動地域などを訪問する
- 難民や国内避難民の人々に直接話を聞く
- 支援活動に携わる人々を取材する
- 現地の様子を映像や写真などで日本に伝える
難民キャンプの運営や支援物資の配布を指揮する役割として発表されたものではありません。
櫻井さんの報道経験を生かし、「取材して伝えること」に重点を置いた活動なんですね。
櫻井翔の約20年の報道経験も今回の活動に
櫻井翔さんは、アイドルグループ「嵐」のメンバーとして知られていますが、長年にわたり報道の仕事にも携わってきました。
2006年から日本テレビ系『news zero』のキャスターを務め、2026年秋で20年を迎えています。
また、2008年からはオリンピックキャスターも担当。
震災や戦争などについて取材・発信してきたほか、『Newsweek日本版』への寄稿経験もあります。
国連UNHCR協会の公式発表でも、櫻井さんがこれまで報道に携わってきた経験を生かして活動することが紹介されています。
ただし、報道経験だけを理由に櫻井さんが選ばれたと発表されているわけではありません。
2025年から協会と対話を重ねるなかで、櫻井さんの経験を生かせる活動として「報道ディレクター」という形にたどり着いたことが、本人のコメントから分かります。
約20年間続けてきた「伝える仕事」が、今回の難民支援にもつながっているといえそうですね。
国連難民報道ディレクターの仕事内容は?
櫻井翔さんの活動は「Ray of Hope Project」と名付けられ、3年間にわたって行われます。
このプロジェクトでは、櫻井さん自身が世界各地のUNHCRの活動地域などを訪れ、取材や撮影を行います。
取材した内容は、映像や写真などを通じて発信される予定です。
発信先としては、プロジェクトの公式YouTubeやInstagramのほか、国連UNHCR協会のウェブサイト、SNS、ニュースレターなどが挙げられています。
また、櫻井さんは今回の活動にあたり、これまで一緒に仕事をしてきた2人のスタッフに自ら声をかけました。
少人数の制作チームで、現地の人々の声を届けていくそうです。
ニュースで難民問題について知る機会はあっても、現地で暮らす人々が何を感じ、どのような生活を送っているのかまでは、なかなか分からないものです。
そうした一人ひとりの声を、櫻井さん自身の取材を通じて伝えていくことが、このプロジェクトの大きな特徴といえそうです。
櫻井翔はすでにヨルダンを取材していた!
実は、2026年10月15日の就任発表よりも前に、櫻井翔さんは現地取材を行っていました。
第1回の取材先は、中東のヨルダンです。
櫻井さんは2026年8月末にヨルダンを訪問しました。
ヨルダンは、隣国シリアから逃れてきた多くの難民を受け入れている国です。
今回の取材では、首都アンマンにあるUNHCR難民登録センターや、シリア難民の家庭などを訪れました。
さらに、ザータリ難民キャンプにも足を運び、現地で暮らす人々の生活や、コミュニティセンターでの活動などを取材しています。
櫻井さんは現地で、シリアに帰りたいと思っていても、家や仕事がないために帰還できない人々がいることを知りました。
また、ヨルダンで生まれ育ち、故郷であるシリアを訪れたことがない子どもたちもいます。
難民問題というと、紛争から逃れることに注目が集まりがちですが、その後の生活や故郷への帰還にも、さまざまな困難があることが分かります。
こうした現地の実情を、自ら取材して伝えていくのが櫻井さんの新たな活動なんですね。
活動費はどうする?外部から支援は募らない
今回の発表で、もう一つ気になるのが活動費についてです。
櫻井翔さんは、渡航や撮影、編集など、活動に必要な費用については外部から支援を募らない方針を明らかにしています。
ただし、これは櫻井さんがすべての費用を個人で負担するという意味だとまでは確認できません。
また、国連難民報道ディレクターとしての報酬の有無や金額についても、公式発表では明らかにされていません。
そのため、「完全なボランティア」や「すべて自費で活動している」と断定することはできません。
現時点で確認できるのは、プロジェクトの渡航・撮影・編集などに必要な費用について、外部から支援を募らないという方針です。
3年間という長期の活動になるだけに、今後どのような形で取材や発信が続けられていくのかも注目したいですね。
まとめ
2026年10月15日、櫻井翔さんが国連UNHCR協会の国連難民報道ディレクターに就任したことが発表されました。
就任の背景には、2025年から国連UNHCR協会と対話を重ね、自分に何ができるのかを考えてきた経緯がありました。
国連難民報道ディレクターは、難民支援の現場を自ら取材し、その声や現状を日本に届ける役割です。
活動期間は3年間で、すでに2026年8月にはヨルダンで現地取材を行っています。
約20年間、報道番組のキャスターとしてさまざまな出来事を伝えてきた櫻井さん。
これから世界の難民支援の現場で、どのような声を私たちに届けてくれるのか、注目したいですね。


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