2026年8月29日・30日放送の日本テレビ系『24時間テレビ49』に、双子のピアノユニット「兄ーズ(Annies)」が登場します。
山下順一朗(やました・じゅんいちろう)さんと山下宗一郎(やました・そういちろう)さんの2人によるピアノデュオで、驚くことに2人とも現役の医学部生でもあります。
番組を見て「この双子は誰?」「兄ーズって何者?」「どこの医学部に通っているの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
2人が医師を目指した背景には、医療的ケアを必要とする弟・弘一郎くんの存在があります。
この記事では、兄ーズのプロフィールから医学部、家族、ピアニストとしての経歴、24時間テレビでの企画内容まで、確認できた情報をまとめてお伝えします。
兄ーズは何者?双子の医大生ピアニスト
山下順一朗・宗一郎のプロフィール
兄ーズ(Annies)は、山下順一朗さんと山下宗一郎さんによる双子のピアノユニットです。
・生年月日:2006年7月20日
・出身:東京都
・年齢:20歳(2026年8月現在)
・順一朗さんが双子の兄、宗一郎さんが双子の弟
・2人とも現役医学部生
・プロのピアノデュオとして活動中
「医学部に通いながらピアノも弾いている」と聞くと、趣味でピアノを続けているのかなと思ってしまいますよね。
ところが2人は、幼いころから本格的にピアノを学び、数々のコンクールや演奏活動で実績を重ねてきました。
兄ーズはどっちがどっち?見分け方は?
兄ーズはどっちがどっち?見分け方は?
双子の順一朗さんと宗一郎さん。2人の写真を見て、「どっちがどっち?」と思った方もいるのではないでしょうか。
こちらのInstagram写真では、ヘアカラーをしているのが弟の宗一郎さん、黒髪なのが兄の順一朗さんです。
2人はよく似ていますが、髪型やヘアカラーが違う時期は、そこに注目すると見分けやすそうですね。
顔立ちだけで確実に見分けるのは難しいですが、兄ーズの公式Instagram(@annies_piano_twins)では、2人の写真や動画がたくさん公開されています。
わたくしも最初は「どっちがどっち?」となりましたが、写真や動画を何度か見ていると、それぞれの雰囲気の違いも少しずつわかってきそうです。
4歳から本格的にピアノを始める
2人は2歳から絶対音感のトレーニングを受け、4歳からクラシックピアノを本格的に始めています。
きっかけのひとつは、父親が電子ピアノを買ってきたことだったそうです。
現在20歳ですから、そこから約16年。医学部生となった現在まで、長くピアノと向き合い続けています。
兄ーズ山下順一朗・宗一郎の医学部はどこ?
山下順一朗は東邦大学医学部
山下宗一郎は東京医科大学医学科
2025年3月、2人はそろって医学部に現役合格しました。
ただし、進学先は別々の大学です。
・山下順一朗さん → 東邦大学 医学部
・山下宗一郎さん → 東京医科大学 医学科
この情報は、朝日新聞出版『医学部に入る 2026』に実名と大学名が掲載されています。
ネット上には大学についてさまざまな情報も見られますが、確認できる進学先は上記の2校です。
2人の出身高校は本郷高校
2人の出身校は、本郷中学校・高等学校です。
同校の公式サイトでも、順一朗さんと宗一郎さんが卒業生として紹介されています。
医学部受験とピアノの両立を、中高時代から続けてきた2人。
医学部への現役合格だけでも相当な努力が必要ですが、その間もコンクールへの出場や演奏活動を続けていたわけですから、どれほど密度の濃い日々を過ごしてきたのか、想像するだけで圧倒されます。
兄ーズが医師を目指した理由は難病の弟
弟・弘一郎くんは大田原症候群
兄ーズには、9歳年下の弟・弘一郎(こういちろう)くんがいます。
弘一郎くんは生後2カ月ごろ、指定難病の「大田原症候群」と診断されました。
大田原症候群は、乳児期早期に発症する難治性てんかんの一つです。
弘一郎くんは人工呼吸器などを使用し、24時間体制で医療的ケアを必要としています。
「弟を治したい」という思いから医学の道へ
弟が生まれた当時、順一朗さんと宗一郎さんは小学3年生でした。
幼いころは「退院すれば元気になって帰ってくる」と考えていたそうですが、成長するにつれて弟の病状を理解するようになっていったといいます。
本人たちはインタビューの中で、10歳ごろから「いつか弟を治したい」という思いを持ち、医師を志すようになったことを明かしています。
弟・弘一郎くんの存在が、2人が医師を目指す大きなきっかけになったことがわかります。
もちろん、そこから実際に医学部への現役合格を果たすまでには、長い時間をかけた地道な努力があったのでしょう。
兄ーズの両親や兄弟は?6人家族
母親は山下まやさん
山下家は、東京都内で暮らす6人家族です。
家族構成は、父親、母親の山下まやさん、長男・順一朗さん、次男・宗一郎さん、三男・弘一郎くん、そして長女の6人。
2026年3月の「たまひよ」の取材では、順一朗さん・宗一郎さんが19歳、弘一郎くんが10歳、長女が5歳と紹介されています。
双子の2人は2026年7月に20歳になりました。
母親のまやさんはこれまで複数の取材に登場し、弘一郎くんの医療的ケアや家族の日常について語っています。
父親も兄ーズの活動をサポート
父親の職業など詳しいプロフィールについては明らかになっていませんが、兄ーズの活動を家族で支えてきたことが伝えられています。
父親がYouTube動画の編集を担当し、母親が活動の計画管理を行うなど、それぞれの得意分野を生かしてサポートしてきたそうです。
2026年8月28日にavexが公開した兄ーズのインタビュー記事のタイトルは、「うちの親は最強!僕たち家族のテーマでもある一体感をみなさんと共有したい」。
家族が一つのチームのように2人の活動を支えてきたことがうかがえます。
兄ーズは4人きょうだい
あらためて、きょうだい構成を整理すると次の通りです。
・長男:順一朗さん(双子の兄)
・次男:宗一郎さん(双子の弟)
・三男:弘一郎くん
・長女
4人きょうだいの上2人が「兄ーズ」というわけですね。
「兄ーズ」というユニット名も、4人きょうだいの上2人=「兄」に、複数形の「ズ」を組み合わせて名付けられています。
兄ーズのピアノ経歴がすごい!
国際コンクールで優勝
兄ーズのピアノの実績は、「医大生が趣味で弾いている」というレベルではありません。
主なコンクール成績には、大阪国際音楽コンクール連弾部門優勝、ピティナ・ピアノコンペティション10部門での全国決勝大会出場などがあります。
ピティナでは銀賞・銅賞などを受賞。さらにショパンコンクール・イン・アジアのアジア大会ファイナリスト、全日本学生音楽コンクールのピアノ中学生部門東京大会入選などの実績もあります。
東京都教育委員会の児童・生徒等表彰にも2年連続で選ばれるなど、演奏や活動が評価されてきました。
カーネギーホールでも演奏
活動の舞台は国内だけではありません。
2023年にはドイツ・ハンブルク近郊で開催されたフェスティバルに出演。
2024年にはアメリカ・ニューヨークのカーネギーホールで招聘演奏を行い、公式プロフィールではスタンディングオベーションを受けたことも紹介されています。
医学部に現役合格しただけでも大変なことですが、その一方でカーネギーホールに立つほどピアノにも本格的に取り組んできたことには、率直に驚かされます。
医療的ケア児へ生演奏を届けている
兄ーズの活動でもう一つ注目したいのが、ボランティア演奏です。
弟・弘一郎くんとの生活を通じて、重い障害や病気のある子どもたちが生演奏に触れる機会の少なさを感じたことがきっかけだったといいます。
小学生のころから、病院や児童発達支援センター、療育センター、保育園などを訪問し、演奏を届けてきました。
2023年度にはソニー音楽財団「子ども音楽基金」の採択団体に選ばれ、医療的ケアのある重症心身障害児とその家族、約1,700人に生演奏を届けています。
プロとしての活動も進み、2024年3月に「兄ーズ」としてデビュー。
2025年7月30日にはミニアルバム『Little Piano Land』をリリースし、メジャーデビューしました。
2026年7月22日には1stメジャーアルバム『Circle』を発売しています。
さらに2025年7月1日には、KADOKAWAから著書『夢を奏でる ピアニストと医師の二刀流を目指す双子の物語』も出版しました。
兄ーズが24時間テレビに出演!山崎育三郎と共演
2026年8月29日・30日放送の日本テレビ系『24時間テレビ49』に、兄ーズが出演します。
今回の番組では、チャリティーパートナーの山崎育三郎さんが、医療的ケア児とその家族、そして「きょうだい児」の思いを取材します。
2026年5月下旬には、山崎さんが山下家を訪問。
順一朗さんと宗一郎さんが、弟・弘一郎くんのおむつ交換や、胃ろうを使った水分補給などのケアを行う姿を間近で見たことが紹介されています。
また、山崎さんは弘一郎くんの成長記録や写真、幼いころの兄ーズが弟の回復を願って書いた手紙などが残された手帳にも目を通したそうです。
番組では「きょうだい児」の思いを歌にする企画が予定されており、山崎育三郎さんと兄ーズが国技館でセッションを披露する予定です。
楽曲は山崎育三郎さんが作詞、GRe4N BOYZのHIDEさんが作曲を担当することも発表されています。
※この記事は放送前に執筆しています。放送後、新たな情報が確認できた場合は追記します。
まとめ
兄ーズは、山下順一朗さん・山下宗一郎さんによる双子のピアノユニットです。
2人とも現役医学部生で、順一朗さんは東邦大学医学部、宗一郎さんは東京医科大学医学科に在籍しています。出身校は本郷中学校・高等学校です。
指定難病の大田原症候群と診断された弟・弘一郎くんの存在が、2人が医師を志す大きなきっかけとなりました。
一方で、ピアニストとしても大阪国際音楽コンクール優勝やカーネギーホールでの招聘演奏など、本格的な実績を積み重ねています。医療的ケア児やその家族に生演奏を届ける活動も、小学生のころから続けてきました。
「医師かピアニストか」ではなく、どちらの夢にも本気で向き合っている兄ーズ。
2人について調べていくと、その挑戦だけでなく、長年支えてきた家族の存在も見えてきます。
24時間テレビでは、山崎育三郎さんとの共演が予定されています。
ここまでの背景を知ったうえで番組を見ると、2人の演奏がまた少し違って聞こえるかもしれません。


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