VIVANT野崎はわざとシンシーにバレた?シャキ城をメモした理由を考察

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『VIVANT』第2シーズン第16話(通算第6話)で、野崎守の潜入捜査がシンシーの劉明軒(リュウ・ミンシュエン)に発覚しました。

3日連続で同じレストランに通い、同じ時間にトイレへ向かい、最後には「SHAKI CASTLE」とメモまで取る。

リュウは、そんな野崎の行動パターンを把握していました。

ただ、見ていて気になったことがあります。

野崎ほどの公安捜査官が、あまりにもバレバレではないか、ということです。

特に引っかかるのが、「SHAKI CASTLE」をわざわざメモした場面。

さらに時系列を追ってみると、「なぜ3日間も同じ時間に電光掲示板を見ていたのか?」という新たな疑問も浮かんできます。

この記事では、劇中の時系列と電光掲示板の謎を整理しながら、「野崎はわざとシンシーにバレたのでは?」という可能性を考察していきます。

※『VIVANT』第2シーズン第16話までのネタバレを含みます。

VIVANT野崎はわざとシンシーにバレた?

結論から言うと、野崎が意図的にシンシーへ潜入捜査を気づかせた可能性は考えられます。

ただし、現時点で公式にその真相は明かされていません。

第16話で描かれた野崎の行動を振り返ってみましょう。

5月22日から24日にかけて、野崎は3日連続で同じレストランを訪れています。

時間はいずれも19時ごろ。

そしてトイレの窓から、向かいのビルの電光掲示板を確認していました。

3日目の24日には、世界の金相場情報に紛れて「SHAKI CASTLE」の文字が表示され、野崎はそれをメモに取ります。

リュウは、この行動パターンを把握したうえで野崎に詰め寄りました。

ここで考えたいのは、野崎ほど経験豊富な公安捜査官が、3日間ほぼ同じパターンで行動を繰り返したことの意味です。

シンシー側からすれば、行動を読むきっかけになりかねません。

わたくしも見ていて、「野崎さん、それはさすがにバレるのでは……」と気になりました。

本当に「うっかり」だったのか。

それとも、バレること自体が計算の内だったのでしょうか。

野崎がシャキ城をメモした理由は?

「SHAKI CASTLE」はメモする必要があった?

ここも引っかかるポイントです。

「SHAKI CASTLE」は、長い数字列でも複雑な暗号でもありません。

もちろん、「野崎ほど優秀な人物ならメモなど取らないはず」と決めつけることはできません。

実際の捜査でも、重要な情報を記録すること自体は不自然ではないでしょう。

ただ、監視されている可能性がある状況で「書く」という行為は、同時に痕跡を残す行為でもあります。

しかも、野崎は3日連続で同じ場所・同じ時間に現れていました。

そう考えると、あのメモには単なる記録以上の意味があったのでは?と考えたくなります。

野崎は「見つけてもらうため」にメモした?

もし野崎がシンシーの監視をある程度想定していたとしたら、「SHAKI CASTLE」をメモする行為の意味は大きく変わります。

情報を忘れないためではなく、

「日本の公安がシャキ城を突き止めた」

とシンシー側に思わせるためだった可能性です。

つまり、メモそのものがシンシーへの「餌」だったのではないか。

そう考えると、一見不用意に見えた行動にも別の意味が見えてきます。

もちろん、これはあくまで考察です。

劇中で野崎本人が、そのような意図だったと明かしたわけではありません。

野崎はシャキ城を事前に知っていた?時系列を整理

ここからが、この考察で特に気になる部分です。

劇中で確認できる出来事を時系列で整理してみます。

日時出来事
5月22日野崎が19時ごろレストランへ(1日目)
5月23日 日本時間5:10野崎が東条へ1億2600万円を送金
5月23日野崎が再び19時ごろレストランへ(2日目)
5月24日 ルモー時間19:00電光掲示板に「SHAKI CASTLE」が表示される
5月24日 日本時間20:44野崎が東条へ1億6000万円を送金
5月25日 ルモー時間16:13別班員5人がシャキ城から移送される

※劇中では日本時間とルモー時間が混在しています。報道では日本とルモーの時差を5時間として整理されていますが、時刻の単純比較には注意が必要です。

ここで気になるのが、野崎が電光掲示板で「SHAKI CASTLE」を確認するより前に、すでに東条への送金を始めていることです。

1回目の送金額は1億2600万円。

そして2回目は1億6000万円でした。

劇中では、この2つの金額に円周率πを掛けることで、それぞれ緯度と経度につながり、2つを合わせるとシャキ城の座標になることが判明しています。

つまり、1回目の送金だけでシャキ城の場所を完全に特定できるわけではありません。

ただ、少なくとも「SHAKI CASTLE」が掲示板に表示される前から、野崎はシャキ城の座標につながる情報の一部を東条へ送り始めていたことになります。

となると、電光掲示板だけが野崎にシャキ城の場所を教えるための情報源だったのか、という疑問が残ります。

野崎は5月22日・23日の19時に何を待っていた?

そして、時系列を眺めていてもう一つ気になることがあります。

「SHAKI CASTLE」が表示されたのは5月24日。

では、野崎はその前日の23日、さらに22日にも、なぜ19時に同じ場所から電光掲示板を見ていたのでしょうか。

素直に考えれば、

「別班員の居場所が判明したら、19時に掲示板へ表示する」

という取り決めが協力者との間にあり、野崎は情報が届くのを待っていた可能性があります。

22日は表示されない。

23日も表示されない。

そして24日に、ついに「SHAKI CASTLE」が表示された。

この解釈なら、3日間同じ時間に掲示板を確認していた理由は説明できます。

ただ、23日の時点ですでに野崎は、シャキ城の座標につながる1回目の送金を東条へ行っています。

そのため、待っていたのは「場所そのもの」ではなく、別班員が本当にそこにいるという確認や、作戦開始の合図など別の情報だった可能性も考えられます。

そして、もう一つ考えられるのが、

「3日連続で同じ行動をすること自体に意味があったのでは?」

という説です。

22日も19時。

23日も19時。

そして24日も19時。

同じ行動を繰り返せば、監視している側からすれば「野崎は19時になると、あの場所で何かを確認している」と気づくきっかけになります。

そのうえで3日目に「SHAKI CASTLE」が表示され、それを野崎がメモする。

もしシンシーに行動パターンを覚えさせることまで計算していたとすれば、3日間そのものが仕込みだった可能性も出てきます。

もちろん、単純に情報が届くのを待っていただけという可能性もあります。

ただ、「なぜ3日間だったのか?」という疑問は、野崎の行動を考えるうえで気になるポイントです。

電光掲示板に「SHAKI CASTLE」を出したのは誰?

もう一つ大きな謎があります。

そもそも、電光掲示板に「SHAKI CASTLE」を表示させたのは誰なのでしょうか。

第16話では、その人物までは明かされていません。

ドラム説

出演者による考察企画『VIVANT 悪役会議室』では、山本巧役の迫田孝也さんが「ドラムはどこにいた?」と指摘。

ドラムが野崎の協力者だった可能性を考察しています。

ドラムは第1シーズンから野崎の現地協力者として行動してきた人物です。

そのため、今回も何らかの形で野崎をサポートしていたのでは?という考察は興味深いところです。

ただし、ドラムが電光掲示板を直接操作したという描写はありません。

「ドラムが表示した」と断定することはできません。

東条や太田が関わった可能性は?

東条は、野崎から暗号化された送金を実際に受け取っている人物です。

また、太田はこれまで技術面に長けた人物として描かれてきました。

そのため、電光掲示板への表示にこうした人物が関わった可能性も考えられます。

ただし、こちらも現時点では公式に明かされていません。

そして重要なのは、

「実際に電光掲示板を操作した人物」と
「この仕掛けを考えた人物」

が同じとは限らないことです。

野崎が仕掛けた芝居だった?

もし「野崎はわざとシンシーにバレた」という説が正しいなら、電光掲示板そのものが野崎の作戦の一部だった可能性も考えられます。

例えば、

作戦を仕掛けた人物は野崎。

現地でドラムなどの協力者が動き、技術面では別の人物が関わった。

そんな役割分担があった可能性もゼロではありません。

ただし、ここまで来ると推測を重ねた仮説です。

誰が表示したのか、そして誰の指示だったのか。

今後明かされる可能性がある謎として見ておくのがよさそうです。

野崎の目的は別班員をシャキ城から移送させることだった?

ここまでの流れを一本につなげてみます。

もし野崎がシャキ城につながる情報をすでにある程度つかんでいたとしたら――。

電光掲示板を3日連続で確認する。

3日目に「SHAKI CASTLE」が表示される。

野崎がわざわざメモを取る。

シンシー側が野崎の行動を把握する。

「日本の公安にシャキ城が割れた」と判断する。

翌日、別班員5人をシャキ城から移送する。

こう考えると、一連の流れがつながります。

特に気になるのは、「SHAKI CASTLE」が表示された翌日に別班員5人が移送されていることです。

シャキ城のような守りの固い場所へ救出に向かうより、相手側に自ら別班員を外へ出させたほうが救出のチャンスは生まれやすいでしょう。

だとすれば、野崎の本当の目的は「シャキ城に侵入すること」ではなく、

「シンシー自身に別班員をシャキ城から移送させること」

だったのでしょうか。

そう考えると、バレバレにも見えた3日間の行動も、「SHAKI CASTLE」をわざわざメモしたことも、シンシーに見せるための芝居だった可能性が浮かび上がります。

もちろん、現時点では公式に明かされていない考察です。

ただ、「野崎ほどの人物がなぜこんなに分かりやすい行動を?」という違和感から考えていくと、単なるミスではなかった可能性もありそうです。

まとめ

『VIVANT』第16話で描かれた野崎の行動について考察しました。

野崎がわざとシンシーにバレたのかどうか、現時点で公式な答えは出ていません。

ただ、「SHAKI CASTLE」をわざわざメモしたことや、3日連続で同じ時間に電光掲示板を確認していたことには、気になる点が残ります。

さらに時系列を見ると、「SHAKI CASTLE」が表示される前から、野崎はシャキ城の座標につながる1回目の送金を東条へ行っていました。

では、野崎は22日と23日の19時に何を待っていたのか。

電光掲示板に「SHAKI CASTLE」を表示したのは誰なのか。

そして、別班員が翌日にシャキ城から移送されたことまで野崎の計算だったのか。

まだ答えが出ていないからこそ、気になる点がいくつも残っています。

もしここまでが野崎の作戦だったとすれば、シンシーだけでなく、わたくしたち視聴者まで野崎の芝居に乗せられていたことになります。

第17話で、この謎がどう動くのか注目したいと思います。

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