アンジーヌ・ド・ポワトリーヌ(Angine de Poitrine)は、2026年現在、世界中で注目を集めているカナダ出身のロックデュオです。KEXPのライブ動画が爆発的にバズり、Foo FightersのDave Grohlが絶賛したことで一気に知名度が上がりました。
奇妙な仮面と水玉模様のビジュアル、耳慣れない不思議な響きの音楽、そして正体不明の匿名性——これらが多くの人の好奇心を刺激しています。
この記事では、彼らが何者なのか、ブレイクのきっかけ、音楽の特徴、プロフィールを初心者向けにわかりやすくまとめました。フジロック2026で観る予定の方の予習としてもおすすめです。
ブレイクのきっかけはKEXPライブ動画だった
彼らのブレイクの決定的なきっかけとなったのは、2026年2月に公開されたKEXP(ケー・イー・エックス・ピー)のライブ動画です。
フランスのフェス「Trans Musicales」で収録されたこの映像は、公開後すぐに数百万回再生を記録し、世界中で急速に拡散されました。
なぜこれほど広がったのか。一つは一度見たら忘れられない強烈なビジュアル、もう一つは普段耳にしない独特の音世界です。SNSでは「何これ?」「見たことない」と驚きの声が相次ぎました。
Dave Grohlも大絶賛
Foo FightersのDave Grohl(デイヴ・グロール)はポッドキャストでこの動画を紹介し、「友達から送られてきて度肝を抜かれた。完全にぶっ飛んでるよ」と語っています。この発言がさらに話題を広げました。
わたくしも初めてこの動画を見たとき、最初は驚きましたが、何度も見返すうちにその独自の世界観に引き込まれていきました。こうした地道に積み重ねられた表現力は、誠実さを大切にするわたくしの価値観にも響きます。
バンド名はフランス語で「狭心症」!?由来が面白い
バンド名「Angine de Poitrine」はフランス語で「狭心症」を意味します。胸が締め付けられるような痛みを指す言葉です。
本人たちは「不協和音によって引き起こされる心臓の異常のような音楽」とユーモアを交えて説明しています。当初は冗談で付けた名前だったそうですが、今では彼らのサウンドを象徴するものになっています。
ケベック出身の謎のデュオ
出身はカナダ・ケベック州サグネ。ケベックはフランス語圏のため、バンド名もフランス語になりました。
333歳の時空の旅人を自称
インタビューでは「自分たちは別の惑星から来た333歳の時空の旅人」と自称しています。こうした遊び心のある設定も、彼らの魅力の一つです。
見た目が強烈すぎる!ビジュアルの秘密
彼らのもう一つの大きな特徴は、圧倒的なビジュアルです。
頭全体を覆う巨大な紙製マスク、全身を黒と白の水玉模様で染めた衣装、演奏の合間に三角形を作る独特のジェスチャー。一度見たら強く印象に残ります。
巨大マスクと水玉模様の正体
この衣装は2019年頃、ジョークから生まれました。同じ会場で短期間に2回演奏する際、「同じバンドだと気づかれないように」と仮面を被ったのがきっかけです。それが徐々に洗練され、今のスタイルになりました。
なぜ仮面をかぶって演奏するのか
本人たちは「プライベートとステージを明確に分けたい」「音楽とビジュアルの両方で観客を楽しませたい」と語っています。匿名性を保つことで、音楽そのものに集中させる効果もあるようです。
長年多くの人とコミュニケーションを取ってきたわたくしから見ても、こうした「自分を隠すことで何かを伝えようとする」姿勢には、強い誠実さを感じます。
音楽は「気持ち悪いのに中毒性がある」と言われる理由
彼らの音楽の核はマイクロトーナル(微分音)です。
マイクロトーンって何?
通常の音楽は1オクターブを12の音で分けますが、彼らはさらに細かい音程を使います。これにより、普段聞かない「ズレたような」「緊張感のある」響きが生まれ、最初は「気持ち悪い」と感じる人も少なくありません。
変拍子とループが織りなす催眠サウンド
Khnは特注のダブルネック楽器を使い、ルーパーで音を重ねながら演奏します。Klekのタイトで複雑なドラムと絡み合い、テクノのような反復とロックのエネルギーが融合した催眠的な世界を作り出します。ほとんど歌のないインストゥルメンタルです。
おすすめの聴き始め曲はこれ
まずはKEXPライブ版の「Fabienk」または「Sherpa」がおすすめです。ビジュアルと音楽が同時に味わえ、彼らの世界観が掴みやすいでしょう。
アンジーヌ ド ポワトリーヌのWiki風プロフィール
- 結成:2019年(本格的な活動は2023年頃から)
- 出身:カナダ・ケベック州サグネ
- メンバー:Khn de Poitrine(クン ド ポワトリーヌ)【ギター・ベース・ループ】
Klek de Poitrine(クレック ド ポワトリーヌ)【ドラム】 - 特徴:匿名・仮面・マスロック/実験ロック/マイクロトーナル
- 主な作品:『Vol. 1』(2024年)、『Vol. II』(2026年4月)
- 受賞:2025年 GAMIQ Artist of the Year
現在も正体は明らかにされていません。ファンコミュニティでは正体に関する推測を自粛する文化が根付いています。
フジロック2026出演で日本でも大注目
2026年のフジロックフェスティバルに出演が決定し、日本でも大きな話題となっています。
どんなステージが期待できる?
7月26日(日)RED MARQUEEでの出演です。昼の時間帯に、仮面と水玉の強烈なビジュアル、そしてエネルギッシュなライブが披露されるでしょう。海外では観客が一緒に三角形のジェスチャーを作る場面も見られます。日本でもそんな光景が生まれるかもしれません。
【コラム】今年もカオスで愛おしい、通し券ソールドアウトも納得の2026年フジロックhttps://t.co/P4lqYzEALS
— Bezzy[ベジー]編集部 (@Bezzyjp) June 24, 2026
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世間の反応やSNSの声
KEXPの動画が話題になって以降、SNSやReddit(レディット)では驚きの声が溢れました。
「何これ?」「異世界から来たみたい」「最初は気持ち悪いと思ったけど、繰り返し聴くと中毒性がある」といった感想が非常に多く見られます。特にDave Grohlが「完全にぶっ飛んでる」と絶賛したことで、「Grohlが言うなら聴いてみよう」と新たに興味を持った人も少なくありません。
日本ではフジロック2026出演発表後、「今年のダークホース」「絶対に生で見たい」という期待の声が急速に増えています。一方で「過大評価ではないか?」という冷静な意見も両方存在しており、賛否が分かれるところも彼らの注目度の高さを表していると言えるでしょう。
まとめ:アンジーヌ ド ポワトリーヌは2026年の音楽界の異端児
この記事で分かったことをまとめます。
- KEXPライブ動画がブレイクのきっかけとなり、Dave Grohlも大絶賛
- バンド名は「狭心症」、333歳の時空の旅人を自称するユニークな設定
- 巨大マスクと水玉の強烈ビジュアル
- マイクロトーンを使った複雑で中毒性の高いサウンド
- 正体不明のまま活動を続ける謎のデュオ
- フジロック2026出演で日本上陸が決定
アンジーヌ・ド・ポワトリーヌは、派手なプロモーションではなく、音とビジュアル、そしてユーモアで勝負する稀有な存在です。最後までやり遂げる姿勢や独自の世界観を貫く誠実さに、わたくしは心を動かされます。
フジロックで生の演奏を体感すれば、さらに印象が変わるはずです。2026年の音楽シーンを象徴する彼らを、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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